Interview 先輩社員の紹介
石川 絵理 設計
当社の設計は、「営業設計」「実施設計」「積算設計」の三つに分かれており、私は営業設計を担当しています。
マイホームの購入は「一生に一度の買い物」ということで、お客様は様々なことを検討します。私たちはお客様に寄り添いながら、専門家として客観的な立場でアドバイスをして、理想の家創りをサポートします。
私が日々心がけていることは、お客様の半歩先を意識してアドバイスすることです。
設計の役割は、お客様の理想の家創りをお手伝いすることです。
「理想の家」が漠然としているのであれば、少しずつ具体的にしていきます。
「理想の家」を具体的にイメージできているのであれば、実際の予算や検討している土地の条件などを考慮しながら現実的にシミュレーションしていきます。
いずれにしても、お客様が納得して進めることができるように、常に半歩先を心がけています。先へ先へと話を進めてしまったり、求められていないアドバイスをしすぎたりすると、理想の家創りを諦めてしまうこともあり得ます。
家創りの主人公はあくまでもお客様であり、それをお手伝いするのが設計士です。これまで培ってきた知識や経験を、お客様の状況に合わせて適度に出していくことが求められます。
大学ではCADを使って図面を作ったり、家全体をデザインしたりすることが中心でした。
しかし、パナホーム兵庫で設計の仕事に携わってみると、積算や書類申請など、重要な業務がたくさんあることに気づきました。
また、家創りの現場では、図面通りに建築できないことが多いため、図面を作成して終わりではありません。実際に納めるための方法を施工管理の方々と決めていくことも重要な業務です。
電気配線図や和室のつくりについても、入社してから学びました。
特に、和室のつくりについては、あらゆるところに日本特有の知恵や工夫が施されていて、その奥深さに触れることができました。新しい知識に触れたことで、和室は日本の誇れる文化だと実感しました。
就職活動では、「設計のスキルを活かせること」「生まれ育った兵庫県で働くこと」の2つの軸で、様々な会社を見て回りました。
複数の企業から内定をいただきましたが、最終的にパナホーム兵庫を選んだのは、会社の雰囲気です。
パナホーム兵庫の選考では、人事の方をはじめ、社長や展示場のスタッフさんなど、たくさんの方々と関わりましたが、皆さんとても雰囲気がよく、この会社なら自分らしく働けると思い、入社を決めました。
実際に入社してみても、部署や年齢といった垣根も感じず、相談もしやすい雰囲気です。特に設計の場合は、営業スタッフや施工管理、アフターメンテナンスなど、ほぼすべての部署の方々と関わるのですが、皆さんとても話しやすいです。
設計は、お客様と関わることが多い仕事なので、やはりお客様に喜んでいただけたときが嬉しいです。
「理想の家」は一人ひとり異なる上に、お客様と一緒に決めていかなくてはならないことも多いです。常にお客様の理想の住まいや、その背景にある思いを汲み取りながら、図面を制作していきます。
間取りの提案に対して、1回目あるいは2回目でご納得いただけたときは、お客様の思いをうまく汲み取ることができた証でもあるので、とても嬉しいです。
パナホーム兵庫で働く人たちは、とても「親身」です。
みんなが親身である理由は、パナホーム兵庫の社風にあるのではないかと思います。
まず、地域密着型の会社ということで、どの部署もお客様や地域の方々との関わり合いがあります。社内スタッフだけの関わりしかなければ、パナホーム兵庫のような親身さは生まれないと思います。
また、当社は販売して終わりではなく、販売後も独自のアフターメンテナンスを行なっています。ライフステージの変化に合わせて、リフォームのご相談もしています。
その時限りのお付き合いではなく、一生涯のお付き合いをするという会社の考えが浸透しているからこそ、親身な人が多いのだと思います。