O様(加古川市)
古いアパートを新築のように蘇らせるリノベーション。これまで当社が手掛けた案件では、ほとんど完成後間もなく入居が決まっています。今回ご紹介するO様も、その効果を見込まれてリノベーションをご決断。しばらく空室が続いていたアパートを再生されました。
満足度90%をいただきました。
O様がリノベーションを実施されたのは、築24年になる『サンシティ平津』C棟の2戸です。ここしばらく空室が続き、借り手があっても短期間の仮住まいのみ。そんな状況を憂慮されたO様は、打開策としてリノベーションを決意されたのでした。
「時代の流れと共に、建物と入居ニーズには隔たりが出てきます。特に若い人の好みが変わり、広いLDKや各部屋の独立感が望まれるようになっていますし、収納も非常に重要なポイントです。また、カメラ付きドアホンなど新しい設備や機器も採り入れていかねば、競争に勝てなくなってしまいますからね」。
そうおっしゃるO様は、実は3年程前にB棟で2戸のリノベーションを実施されています。「それまでは、空室が出ても原状復帰を基本としたリフレッシュ工事だけ行っていました。しかし、『リフレッシュだけでは限界がある』と痛感し始めた時に、ちょうどパナホーム兵庫の担当者からリノベーションの提案があり、『これは最適の施策だ』と思って実施したんです。その2戸はすぐに埋まり、以来ずっと順調なので、今回もリノベーションすることにしました」。
しかし、計画のスタート時期は、新型コロナ禍の只中。人の動きも少なく、完成時期も入居シーズンから外れます。そんな中で、いかにインパクトのある魅力的な部屋に変えて入居を促すか?それが最大の課題となりました。
この課題に対して、当社が打ち出したのは、まさに旬のテーマであり、これから定着する可能性を秘めた感染予防スタイルへの対応でした。
「パナホーム兵庫から提案されたのは、2戸のうちの1戸を、玄関と洗面室、ウォークインクローゼットをダイレクトに繋ぎ、帰宅してすぐに手を洗ったり着替えたりできるようにするというプランでした。B棟の時はLDKと収納の動線に重点を置いて計画されていましたが、今回はコロナ対策を目玉にしながら、収納や機能性についてもよく考えられていましたね」。
こうして、『サンシティ平津』C棟の2戸のリノベーションは、昨年の9月に完成。O様は空室でも賃料が保証される当社独自の「中途借り上げシステム」を選択され、さらに安定した賃貸住宅経営に歩を進められました。
「最近は『実家が近くにあっても駅前のマンションに住む』という若い世代が増えています。そういう需要にも、アパートの可能性を感じますね」と語られるO様。手軽に住み替えができるアパートに、そして、時代の変化に柔軟に対応できるリノベーションに、確かな手応えを感じておられます。
岡松孝太(工事)・伊藤圭祐(営業)・三田敦士(設計)(写真左から)
コロナ禍でもすぐに入居が決まるような部屋にするにはどうすればいいか…。営業・設計・賃貸管理の各部門が集まり、協議を繰り返し、プランを練り上げました。その結果、O様にも入居者様にも自信を持っておすすめできる部屋が完成しました。これからも知恵を絞って、魅力あるリノベーションにチャレンジしていきます。
岡松孝太(工事)・伊藤圭祐(営業)・三田敦士(設計)(写真左から)
コロナ禍でもすぐに入居が決まるような部屋にするにはどうすればいいか…。営業・設計・賃貸管理の各部門が集まり、協議を繰り返し、プランを練り上げました。その結果、O様にも入居者様にも自信を持っておすすめできる部屋が完成しました。これからも知恵を絞って、魅力あるリノベーションにチャレンジしていきます。