K様(明石市)
築70年のお住まいを、経営される調剤薬局との店舗併用住宅へ建て替えられたK様。ご計画にあたって前提にされたのが、重量鉄骨造りでした。阪神・淡路大震災を経験された時に、「建て替えの折りには頑強な家を…」と心に決められ、この度、遂に実現されたのです。
満足度100%をいただきました。
K様のお住まいは、明石の市街地の中心部にあります。1995年に発生した阪神・淡路大震災では、震源に近く、激しい揺れに見舞われ、被害の出た地域です。
「母屋と離れがありますが、ほとんどの瓦がずれてしまいました。幸いなことにそれ以上の損傷はありませんでしたが、あの時の衝撃は想像を絶するものでした。そこで、次に建てる際は『とにかく頑強な重量鉄骨にしよう。地震が起きてもびくともしない家を建てよう』と、固く心に誓ったんです」とK様。
そして二十数年が経ち、お住まいの老朽化が進んだことから、K様は母屋の建て替えを決断されました。母屋は商店街に面していて、以前はそこで調剤薬局を営まれていましたが、現在は他の場所に店舗があり、こちらはしばらく閉じられていました。
そこで、K様は、お建て替えを機に、将来的に調剤薬局を再開できるよう店舗併用住宅をご計画。1階を薬局、2階と3階を居住スペースにしようとお考えになり、パナホーム兵庫の住宅展示場『あめにてぃ倶楽部・加古川』に見学に来られたのでした。
「加古川展示場を訪ねたのは、パナソニックホームズが重量鉄骨に対応できるのと、加古川展示場が3階建てで、具体的にイメージできると思ったからです。ちなみに、S社は以前に契約を急がされてやめた経緯があり、H社も良くない評判が多かったので、パナホーム兵庫には密かに期待していました(笑)」。
展示場を実際にご覧になり、パナソニックホームズを気に入られたK様は、当社を住まいづくりのパートナーにご指名。途中、建築コストや固定資産税との兼ね合いで、プランを2階建てへと変更しつつ、計画は着実に進んでいきました。
K様は離れを仮住まいにされていたため、工事の様子をつぶさにご覧になりました。「基礎は想像以上に立派で凄かったですね。これなら地震が起きても安心で安全だと確信しました」。
また、K様のご要望で、鉄骨の数は3階建ての仕様のまま。一般的に2階建てでは用いない柱や斜交いをそのまま残し、規格を超えた強さの家となりました。
ご新居は強さもさることながら、快適性も抜群です。エコキュート・床暖房・ジャグジーバス・電動シャッターなど充実の装備で、「とても心地よいです。理想の住まいが完成し、スタッフの皆さんに感謝しています」。念願を成就され、K様は晴々とした表情で、そうおっしゃいました。
木村典嗣(工事)・大前大悟(営業)・上田 渉(設計)・貝原 僚(設計)(写真左から)
K様邸の場合、建築地が防火地域内にあることからも重量鉄骨造りは必然でした。当社にはその実績もノウハウも十分にあり、ご要望にしっかりとお応えすることができました。工事中に昔の地層が見つかり、発掘調査のために2ヶ月間工事が中断するというハプニングもありましたが、無事にお引き渡しできて何よりです。
木村典嗣(工事)・大前大悟(営業)・上田 渉(設計)・貝原 僚(設計)(写真左から)
K様邸の場合、建築地が防火地域内にあることからも重量鉄骨造りは必然でした。当社にはその実績もノウハウも十分にあり、ご要望にしっかりとお応えすることができました。工事中に昔の地層が見つかり、発掘調査のために2ヶ月間工事が中断するというハプニングもありましたが、無事にお引き渡しできて何よりです。