H様(姫路市)
28年前に建てられた『サンビレッジ北条』。十年ほど前から空きが出始め、賃料を下げるなどの対策によって入居を保ってきましたが、最近は設備の古さも目立ち始め、次第に空室が埋まりにくい状況に…。そこで、オーナーのH様は、リノベーションを決意されました。
満足度100%をいただきました。
『サンビレッジ北条』は、3棟から成る全12戸のアパートです。間取りは全て2LDKで、長期にわたって入居状況は良好でした。
ところが、周辺に新築アパートが増え、徐々に空きが出るようになりました。H様は賃料を下げたり、敷金を無料にするなどで空室を解消してこられましたが、最近は水周り設備の古さが目立つようになり、競争力の低下が否めなくなってきました。
そのような状況の中、昨年2戸が空室となり、不安を感じられたH様は、担当の管理会社に相談されました。「そこで紹介されたのが、パナホーム兵庫のリノベーションでした。大きな投資になりますが、ちょうど銀行から融資を勧められたこともあり、思い切ってやってみることにしました」。
リノベーションの話が持ち上がると、空いていた2戸のうちの1戸に、お孫さんのご一家が入居を希望されました。そして、『サンビレッジ北条』の入居者のターゲットゾーンが子育て世代であることから、その中心に位置するお孫さん達のご意見を盛り込みながら、計画が進められることとなったのです。
今回のリノベーションでは、水周りの設備を最新のものに取り替えると共に、和室を洋室に変更しました。また、押入れをクローゼットに変えて、利便性をアップ。加えて、クロスや床も張り替え、おしゃれで快適な空間に仕上げました。
「LDKは元々14帖あったため、間取り変更をすることなく、現代のスタイルに適したスペースに変更できました。インテリアの仕様や色などは、孫達がてきぱきと決めていってくれたので、随分と助かりました。おかげで若々しい部屋になりました」とH様。
リノベーションの効果はてきめんで、入居者募集を行うと同時に、管理会社に問い合わせが入りました。そして、完成から間もなく入居が決定。案内に記載された「リノベーション済み」の文言が、大きなポイントになったそうでした。
「リノベーションの効果は素晴らしいですね。ありがたいことに今は満室ですが、空室が出たら、順番に工事をしていこうかと思っています」と、お喜びのH様です。
現在、H様は五世代で暮らされています。ご両親の代に建てられ、H様の代で生まれ変わった『サンビレッジ北条』も、やがて次代へ引き継がれていくことでしょう。
オーナー様の大切な資産の価値を維持し、リレーする…。パナホーム兵庫のお手伝いは、これからもずっと続いていきます。
福井 健(工事)・村岡陽介(営業)・三田敦士(設計)(写真左から)
賃貸住宅はどうしても万人受けの仕様になりがちですし、私達も普段はあまり思い切ったご提案はしません。しかし、今回のリノベーションでは、お孫さんにアドバイスをいただき、若い方の感覚を率直に盛り込んだお部屋に仕上げました。子育て世代のリアルなニーズと感性に応えたリノベーションになったと思います。
福井 健(工事)・村岡陽介(営業)・三田敦士(設計)(写真左から)
賃貸住宅はどうしても万人受けの仕様になりがちですし、私達も普段はあまり思い切ったご提案はしません。しかし、今回のリノベーションでは、お孫さんにアドバイスをいただき、若い方の感覚を率直に盛り込んだお部屋に仕上げました。子育て世代のリアルなニーズと感性に応えたリノベーションになったと思います。